収穫という季節

収穫という季節

マヌカの花が咲く期間は短い。
地域によって差はありますが、一般的に数週間程度です。
蜂は一定の範囲を飛びながら花蜜を集めます。
その時期に採蜜が集中します。

開花の時期は毎年変わります。
その年の気温や降水量によって、同じ地域でも早まることも遅れることもあります。
標高が上がるほど開花は遅くなり、採蜜の時期がずれます。
養蜂家は巣箱を開花の進む場所へ移動させながら、採蜜のタイミングを追います。
開花の最中に雨が続けば、蜂は飛べず、採蜜量は減ります。

採れた蜂蜜は均一ではありません。
同じ養蜂家が同じ場所で採っても、年によって成分が変わります。
MGO(メチルグリオキサール。マヌカハニーに含まれる抗菌活性成分)の含有量は、開花時の気象条件や土壌の状態によって変動します。
そのため、採蜜のたびに成分を測定します。
採れた場所と時期の記録もあわせて残ります。

産地の違いが成分に影響すると言われることがあります。
一方で、産地よりもその年の天候の影響の方が大きいと考える現地の養蜂家もいます。
マヌカの木は栽培されているわけではなく、自生している植物です。
同じ場所でも、開花時の気象条件が変われば、採れる成分の構成は変わります。

収穫の一回で、特定の成分水準のものがまとまって揃うわけではありません。
どの水準のものがどれだけあるかは、収穫とその後の測定が終わるまで分かりません。

測定されたものは、成分の数値ごとに分けて保管されます。
採れたタイミングも場所も異なるものが、測定の結果によって整理され、保管の中に積み上がっていきます。

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