コロニーという仕組み
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巣箱の中のコロニーは、外から見えない仕組みで動いています。
女王蜂一頭と、数万頭の働き蜂、少数の雄蜂で構成されています。
採蜜に関わる日常の行動は、すべて働き蜂が担っています。
働き蜂の役割は固定ではありません。
羽化してからの日数によって、巣の中での仕事が変わります。
若い蜂は巣の中で育児や清掃を担い、成熟すると外に出て花蜜を集めます。
コロニーを維持するための行動も、蜂が自律的に行います。
働き蜂は女王蜂にローヤルゼリーを与え続けます。
ローヤルゼリーは働き蜂の体内で生成されるもので、女王蜂の産卵を支えます。
働き蜂も女王蜂も、同じ種類の卵から生まれます。
育つ過程で何を食べるかが、役割を分けます。
外部からの脅威に対しても、蜂は自分たちで対処します。
プロポリスは、植物の芽や樹皮から採取した樹脂に分泌物を混ぜたものです。
巣の隙間を塞ぎ、内部に塗り付けることで、外部からの侵入を抑えます。
ニュージーランドの養蜂では、マヌカの樹脂もその材料になります。
養蜂家の役割は、これらの行動が機能し続ける環境を維持することです。
女王蜂が産卵を続けているか、コロニーの規模が保たれているかを確認します。
NZでは2000年にバロアダニの侵入が確認されて以降、定期的な処置がコロニー維持の前提になっています。